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オシポフ・オーケストラがやってくる!

あれっ?このこと書いたっけ?最近は何を書いたかわからなくなって、いよいよ混乱してきました。もっとも、このブログは「音なし」の構えだから、誰も観ていないんだよね、空ブログっていうんだろうな、こういうの。そういえば、昨日「エンタ」に現れた「禅」よかったなぁ。もう、ひさびさに笑い転げました。さてと、もうダブってもいいから、今日は「オシポフ」のはなし。ぼくにとっては、幻の「オシポフ」です。今日、プレットロの演奏会でタマーラさんが2年ぶりに登場して、あいかわらず凄い演奏を披露してくれました。ほんとうに凄い。指が廻るっていう技巧の凄さだけじゃなくて、音楽そのものが凄い。演奏が終わったら、気さくな感じで客席に来られたら、たまたまぼくの席の前だったので、いろいろお話しをしてしまいました。「ロシア舞曲はちょっと速かったのでは?」と尋ねると「ご冗談でしょう?」だって。ほんとうはもっと速いんだって!びっくりです。ぼくが、尊敬するウラジミール・ヤコフレフのことを聞いたら、もちろんご存知とのこと、ヴェラ・ゴロドフスカヤの「Joily Domra」の譜面をもう30年近く探していると言ったら、探して送ってくれることになりました!今日のぼくの席は、斜め前が藤掛さんで、その隣りが朝岡さんという作曲家。この人の曲がとてもいい曲で、これも初対面でしたけど、楽譜を譲ってもらうようお願いしました。まだ出版されていないようです。曲名は「リオの風」5拍子曲で「ショーロ」っていう踊りだそうです。ぼくなんか、「だから、ポルトガルなんだなぁ、なんてほくそ笑んでいました。
あぁ、オシポフが来る。それでユーラシア協会に聞いたら、たったの36人しか来ないんだって。寂しいなぁ、こういうの。それで、ほとんどの曲歌の伴奏?哀しすぎます。もう、ほんとうことを言うと「幻滅」この一言に尽きます。だから、ソビエトは終わった。そしたら芸術も退廃してしまった。でも、そんな風には思いたくもありません。だから、ぼくたちは、いまはブルックリンにいるタマーラさんなんかにも負けないくらいの「正統派ロシアの民族オーケストラ」の魂を見せ付けて欲しいと、ただ、ひたすら、ノスタルジックに思いを寄せています!おーい、プレソのみんな、これ観てないんだろうな。次回の練習に出なくても、これは聴かなきゃならないよ!マンドリンにお手本は無いけど、これは音楽のお手本だから。少なくとも、ぼくはあこがれました。これがなかったら、マンドリンはとっくに終わっていたかもしれません。ほんとうに、凄いです。
みんなでいきましょう!
ほんとうは、滞在期間がぼくたちの月例会までOKだったら、来てもらいたいくらいです。

オシポフの凄さは、意外アレンジものにあるんだけど、メロディアのレコード誰かに貸したっきり返ってこないんです。ストラビンスキーの「ペトルーシュカ」や「火の鳥」やってるんですけど。哀しきワルツ(シベリウス)や、ドビュッシーの「月の光」やシューマンの「トロイメライ」なども入っていました。どこにいちゃったのかなぁ?
2枚だけチケットは購入しました。
誰かいける人がいたら、速いもの順です。でも、どうせ誰もこれ、気づいていないんでしょうね。誰も申し出がいなければ、誰か誘って聴きにいきます。
日程は10月30日。
場所はカザルスホール。
終演後はもちろん楽屋に押しかけます。
カザルスだから、帰りがけには「山の上のホテル」あたりで一杯やりましょう!

2007年10月14日

ゆう
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by pleso | 2001-10-14 21:13 | ◇Pleso yuyu Life

チマローザ

序曲集のCDを聴きました。残念ながら今回やる曲は入っていませんでした。チマローザはオーケストラで聴いても、ぼくたちがやっているのとほとんど変わりません。軽快で、気品があって、優雅です。でも、どこか滑稽で、なにしろ、ひたすら、ころころと弾んでいます。例の「秘密の結婚」という、ちょっと難しいやつ、それとそっくりな曲が入っていました。あれっ?これ聴いたことあるぞ!と思ったとたんに、その先がすり変わっていました。きっと引用したのでしょうね。しばらく聴いていくと、また「秘密の結婚」の旋律が戻ってきました。きっと、この頃はおおらかだったのでしょうね。チェンバロがジャリンとアルペジオで、いい味を出しています。(そうかギターはこういうふうに参加するっていう手もあるぞ!みたいに思いました。)通奏低音っていうでしょうか、コードを鳴らして古楽器的に色を添えています。おそらくヴァィオリンもオールドに違いありません。この「ピリオド路線」というのをプレソの道に重ねてみたら面白いかもしれませんね!まずはロングトーンの「中膨らみ的」な響かせ方。しなやかに、反り返るような響き。ふわっと膨らませるようなアクセント。くっきりしているんだけど、しなやかな調べ。それで、フレーズの最後はかならず「富士山の裾野」みたいに、長く引いていきます。これは、ぼくたちが狙っている「増幅・振幅するトレモロ奏法」にも確かに通ずるものがあります。しばらくチマローザは、この古い楽器路線でいきたいと思います。とくに序奏部のしなやかさ。いろいろ工夫してみましょう。最初の「ジャジャーン」っていうやつ。この「ーン」というところの処理ですね。いまは単音ですが、これをどうやって「撓らせる」かっていうこと。何かの工夫が必要でしょう。単音だとひたすら減衰してしまう。それなら、テンポを落としてでも、短いトレモロでやってみましょうか?それで最後はアップで抜くように!この、「膨らまし・抜き奏法」ですね。この技術を共有しましょう。さらんひは平らな付点音符の処理方法。錯覚でもいいんです。どうやったらそう音が耳に残るかっていうこと。これもひとつの研究テーマになると思います。「あっめ、あっめ、ふっれ、ふっれ、かーあさーんがー」ではなくて「あーめーあーめふーれふーれかーあさーんがー」みたいに聴こえるように!
同じ音を続けてかき鳴らすようなところも、響きがだんだん増幅していくような感じにしてみましょう!しばらく、ピリオド楽器の演奏を聴いてみることにします。そういう団体があってもいいのでは、という気もしてきました。

2007年10月14日

ゆう
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by pleso | 2001-10-14 11:09 | ◇Pleso yuyu Life

ショスタコービッチ

今年最後の編曲はこれになりました。シンフォニーのアレンジはこれで3曲目になります。福岡シンフォニックマンドリンオーケストラからの依頼で、じつは注文を受けたのはとっくの昔でしたが、なかなかなか着手できませんでした。「新世界」はベースからクレームが出たので、マンドリン合奏というバランスで最適な配置を検討しながら進めてみたいと思います。随分いろいろな演奏を聴きました。映像ではムラビンスキーとスベトラーノフを観ました。練習風景まで写っていて、これは見ごたえがあります。最近サイトウ記念オーケストラで録音したものが評判がいいようです。レコ芸では宇野先生は、小澤さんはいつも「意味不明」と叩かれていますが、これは珍しく「推薦盤」になっていました。体育の日にサイトウ記念の番組が放映されていたので、ここでやるのかなと思っていたら、メインは「幻想」でした。
「革命」を聴くとき、いつも戦艦ポチョムキンという無声映画の白黒の暗い画像が過ぎります。あの息苦しい感じはいったいなんだったのでしょう?今回は、管楽器を入れない禁欲的な編成ですので少しわくわくしています。その分乾いた音色の打楽器を挿入します。もちろんピアノも欠かせません!来週の火曜日に福岡から上京する山口さんと一杯交わす予定です。その日スコアを眺めながら、いろいろと談義して、もちろん山口さんの熱い想いや、団員のみなさんのイメージをよく頭にたたきこんで、それでガラガラぽんとやりましょう。しかし、ぼくはぼくで、人生の集大成というようなものっていうんでしょうか。そういうものを投影しながら臨みたいと思います。
マンドリンの苦悩するトレモロや、天上を照らす光のレーザーのような音。同じトレモロでも質量をいろいろ配合して、奏法そのものにもこだわってみたいと思います。最近は、単に単音、トレモロという区別ではなく、ピックのあて方、その角度や回転のイメージ(単にトレモロの数のことではなく、共鳴の度合いのようなこと)にもこだわってみたいと考えています。

2007年10月12日

ゆう
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by pleso | 2001-10-12 13:36 | ◇Pleso yuyu Life

ハンバーグ

最近、料理しないなぁ。料理は好きなのだけど、ここのところちょっと怠けています。
得意なのはハンバーグ。正確に言うと、煮込みハンバーグです。今月のダンチューの特集は「洋食屋さん」ということで、ぼんやり雑誌を眺めていたら、久々に作ってみたくなりました。今度の週末は久々に作ってみましょう。レシピはいたって簡単なもの。お手本は帝国ホテルの元料理長村上信夫さんのものです。コツは捏ねるときに、しっかり叩くこと。卵を1個入れて、隠し味はリーペリンソース。白ワインでたまねぎを煮つめたら、トマトノ缶ジュース2つをハンバーグにかけながら加えて、あとは、ひたすらぐつぐつ煮込むだけ。付け合せはニンジンのグラッセとマッシュポテト。これでまいりましょう!
f0085167_1553991.jpg昔、アクサの本社があった裏にあった「葡萄屋」のハンバーグは美味しかったですね。いまでもあるのかなぁ?「つばめグリル」のハンバーグは身が柔らかすぎるのが難です。つばめグリルだったら、お薦めは「羊肉のソテー」。あの辛子味のソースは絶品です!このあいだ久々に東京駅のオアゾ店でいただきました。昔は、トマトのまるごとサラダはランチにはおまけで付いてきたのですが、別料金になっていました。
麻布十番にも、美味しそうな洋食屋が紹介されていました。いまのうちに、お昼に立ち寄ってみることにしましょう。そのときは、また実況レポートします。

写真は羊肉のソテー(つばめ「オアゾ店」)

2007年10月10日

悠々
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by pleso | 2001-10-10 13:48 | ◇Pleso yuyu Life

連続する単音からトレモロに切り替える術(奏法)

これがひとつの課題でしょう。言い換えると、トレモロで失速しないっていうんでしょうか?この切り替えはよほどの達人でもなかなか克服できないところです。でも、どの教本にもこんなことは書いてありません。それは教本が2次元だからです。じつは、音楽は4次元ですから。つまり、時間軸が加わるっていうこと。そこで、ダウンアップがときどき、2次元的に聴こえてしまうときがあるんです。これが一番危険な状況です。じつは、ダウンとアップにも空間がなければならない。そう、「たわみ」っていうことです、これが加われば3次元になれる。そこで、時間軸です。ですから、たとえば、ロングトーンをトレモロしているだけで、どうやって速さを伝えるか、みたいなことです。夏の庭のような曲はロングトーン、しかもトレモロで奏することが多いので、こういう問題が起きます。つまり、何をやっているのかわからなくなってしまう、っていう錯覚ですね。どこにいるのかわからなくなる、ラビリンス現象です。8分音符をダウンアップで連続していて、いきなりトレモロのロングトーンに突入した、その瞬間が大抵、一番やっかいな状況でしょう。あるいは、単音のときに続いてきた勢いが決壊するという恐ろしい現象です。赤とんぼの旋律を8分音符はダウンアップの単音で、4分音符以上をトレモロで奏するということをやってみれば、試してみることができます。テンポの設定によっては、どうでしょう?かなりぎこちなくなるかもしれません。でも、これが、実はマンドリン合奏の最大の弱点です。これをどう克服できるかはひとつの次元を超えるためには避けられないハードルかもしれません。いかにダウンとアップをコントロールできるか、これに尽きるのかもしれませんが、これが意外にできていません。しかも、テンポのあらゆる変化に対応しなければならない。だって、テンポは一定ではありませんから!ここでいうテンポとは、引き始めのテンポのことばかりではありません。それがお互いの合奏のやりとりで、融合したり反目しあったりしながら、有機的出来上がっていく過程のその変化そのものであります。ここがマンドリン合奏の最大の試練の瞬間です。しかし、プレ素はここを逃さないようにしましょう。それは、奏法を越えたその先にある本質的に「何をやりたいのか」というもののを共有するということでしかないのかもしれません。さぁ、その「何」とは何か?それを探るというのが、じつは合奏の最大の楽しみなのかもしれません。
ちょっと、今日はこんがらがってしまいました。

また、そのうち整理されることもあるでしょう。

2007/10/9
ゆう
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by pleso | 2001-10-09 23:12 | ◇Pleso yuyu Life

マンドリンのCD

立て続けに3枚聴きました。最近はアマゾンで注文するとマンドリンのCDも容易に手に入るようになりました。今回聴いたのは以下の3枚。

①SPAGHETTI RAG(Naxos 8.557999)Raffaele Calace Plectrum Quntet, Center Boy’s Rag Band, The Italian Mando-Rag Club di Brescia, Ugo Orlandi, Claudio Mandonico

②Raffale Calace Mandolin Concertos Nos. 1 and 2 (Naxos 8.570434)Alison Stephens (Mandolin), Steven Devine (Piano)

③CZECH IT OUT (acd 11)Radim Zenkl(Mandolin, Hammered Mandolin, Slide Mandolin, Mandolin Banjo, Octave Mandola)

f0085167_1173096.jpg①はタイトルがかわいいなぁと思って衝動買いしました。エンタティナーやメイプルリーフラグなどのおなじみのナンバーもしっかり入っています。最初のイタリアンラグの音は衝撃的といっていいくらい、素晴らしい音が聴こえてきました。響きが充実していて質の良さがわかります。誰の演奏だろうと思ってみたら、この間のクリスマスのCDと同じような仲間の演奏でした。全部マンドリンではなく、ウゴ・オルランディやクラウディオ・マンドニコといった著名な方々がそれぞれトランペットやテナーサックスなども吹いています。多彩なんですね!CDを聴いていくと、ひとつ気になってくることがあります。それは、音楽が停滞しているっていうことです。前にすすまないんですね。リズムが重く、だんだんめいってしまいます。むしろ、ホンキートンクのピアノが入ると、まるで見違えたようにノリがよくなるのはどうしたことでしょう?どの曲も音質も変化がないので、最後まで聴き通すのはたいへんです。結局、お勧めなのは1曲目。このはじける音。これは素晴らしいです。こういう音が出せるといいですね。

f0085167_115656.jpg②出勤の途中で聴いたので、条件は最悪ですが、しかし、あまりにもさっぱりした音楽で、ところどころ止まりそうになるのは、おそらくテクニックではなく、音楽観の違いというところでしょう。しかし、音がきらきらしないのは問題です。フレーズも短く途切れてしまい、マンドリンってこんなものかと思われたら、ちょっとこまるかも?技術はしっかりしているようだけど、こちらに全然伝わってこない。おそらく、出勤途中だったので、周囲の雑踏もあり、こちらの気分が低迷していたことが90%の問題だと思います。今度、暗闇で旨い酒でも傾けながら、じっくり聴いてみようと思います。しかし、その出勤途上の最悪のテンションの下でも、ピアノは素晴らしい響きで、とくに最後の曲「倭人の踊り」は見事なものです。和音の微妙な展開が、ほんとうに冴え渡っているようで、伴奏経験者としては、まさにこういうのにあこがれますね。

f0085167_105661.jpg③たった一人でいろいろなマンドリン、しかも自作の楽器ばかりなようです。楽器の音もきらきら輝いていてしかも、音楽のノリっていうんでしょうか、冴えわたっています。チェコ出身で、いまはサンフランシスコで活躍しているようです。例のモダンマンドリンカルテットのマイク・マーシャル氏が解説を書いていますが、絶賛しています。デュオ奏法について解説してありましたが、どうやらこの奇才は独自に開発したフィンガーピックをはめながら、まるでチターのように伴奏を鳴らしながら、トレモロでメロディを鳴らすとあります。(ぼくの英語は怪しいので、間違っているかも?)シンクロナイズド奏法!これは凄い快挙です。マンドリンの奏法をいろいろ工夫して、探求している人がいると思うと、ほんとうにうれしくなります。このCDはどこで買ったのか、覚えていません。おそらく、アメリカに出張したときに目にとまったものだと思います。ずっと棚に積んでありました。そう、最近はしっかりマンドリンの演奏をいろいろ聴いてみようと決めています。それで、感じたまま、率直な感想を書いてみようと思います。この人のトレモロはきれいです。音をつなげようという心が伝わってきます。最近、機関銃の機銃掃射みたいな、トレモロは早ければいい、みたいなのが多かったので、ほんとうに久々に震え上がるような音を聴くことができました。

2007年10月6日

ゆう
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by pleso | 2001-10-06 10:50 | ◇Pleso yuyu Life
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