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チマローザ

序曲集のCDを聴きました。残念ながら今回やる曲は入っていませんでした。チマローザはオーケストラで聴いても、ぼくたちがやっているのとほとんど変わりません。軽快で、気品があって、優雅です。でも、どこか滑稽で、なにしろ、ひたすら、ころころと弾んでいます。例の「秘密の結婚」という、ちょっと難しいやつ、それとそっくりな曲が入っていました。あれっ?これ聴いたことあるぞ!と思ったとたんに、その先がすり変わっていました。きっと引用したのでしょうね。しばらく聴いていくと、また「秘密の結婚」の旋律が戻ってきました。きっと、この頃はおおらかだったのでしょうね。チェンバロがジャリンとアルペジオで、いい味を出しています。(そうかギターはこういうふうに参加するっていう手もあるぞ!みたいに思いました。)通奏低音っていうでしょうか、コードを鳴らして古楽器的に色を添えています。おそらくヴァィオリンもオールドに違いありません。この「ピリオド路線」というのをプレソの道に重ねてみたら面白いかもしれませんね!まずはロングトーンの「中膨らみ的」な響かせ方。しなやかに、反り返るような響き。ふわっと膨らませるようなアクセント。くっきりしているんだけど、しなやかな調べ。それで、フレーズの最後はかならず「富士山の裾野」みたいに、長く引いていきます。これは、ぼくたちが狙っている「増幅・振幅するトレモロ奏法」にも確かに通ずるものがあります。しばらくチマローザは、この古い楽器路線でいきたいと思います。とくに序奏部のしなやかさ。いろいろ工夫してみましょう。最初の「ジャジャーン」っていうやつ。この「ーン」というところの処理ですね。いまは単音ですが、これをどうやって「撓らせる」かっていうこと。何かの工夫が必要でしょう。単音だとひたすら減衰してしまう。それなら、テンポを落としてでも、短いトレモロでやってみましょうか?それで最後はアップで抜くように!この、「膨らまし・抜き奏法」ですね。この技術を共有しましょう。さらんひは平らな付点音符の処理方法。錯覚でもいいんです。どうやったらそう音が耳に残るかっていうこと。これもひとつの研究テーマになると思います。「あっめ、あっめ、ふっれ、ふっれ、かーあさーんがー」ではなくて「あーめーあーめふーれふーれかーあさーんがー」みたいに聴こえるように!
同じ音を続けてかき鳴らすようなところも、響きがだんだん増幅していくような感じにしてみましょう!しばらく、ピリオド楽器の演奏を聴いてみることにします。そういう団体があってもいいのでは、という気もしてきました。

2007年10月14日

ゆう
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by pleso | 2001-10-14 11:09 | ◇Pleso yuyu Life
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