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連続する単音からトレモロに切り替える術(奏法)

これがひとつの課題でしょう。言い換えると、トレモロで失速しないっていうんでしょうか?この切り替えはよほどの達人でもなかなか克服できないところです。でも、どの教本にもこんなことは書いてありません。それは教本が2次元だからです。じつは、音楽は4次元ですから。つまり、時間軸が加わるっていうこと。そこで、ダウンアップがときどき、2次元的に聴こえてしまうときがあるんです。これが一番危険な状況です。じつは、ダウンとアップにも空間がなければならない。そう、「たわみ」っていうことです、これが加われば3次元になれる。そこで、時間軸です。ですから、たとえば、ロングトーンをトレモロしているだけで、どうやって速さを伝えるか、みたいなことです。夏の庭のような曲はロングトーン、しかもトレモロで奏することが多いので、こういう問題が起きます。つまり、何をやっているのかわからなくなってしまう、っていう錯覚ですね。どこにいるのかわからなくなる、ラビリンス現象です。8分音符をダウンアップで連続していて、いきなりトレモロのロングトーンに突入した、その瞬間が大抵、一番やっかいな状況でしょう。あるいは、単音のときに続いてきた勢いが決壊するという恐ろしい現象です。赤とんぼの旋律を8分音符はダウンアップの単音で、4分音符以上をトレモロで奏するということをやってみれば、試してみることができます。テンポの設定によっては、どうでしょう?かなりぎこちなくなるかもしれません。でも、これが、実はマンドリン合奏の最大の弱点です。これをどう克服できるかはひとつの次元を超えるためには避けられないハードルかもしれません。いかにダウンとアップをコントロールできるか、これに尽きるのかもしれませんが、これが意外にできていません。しかも、テンポのあらゆる変化に対応しなければならない。だって、テンポは一定ではありませんから!ここでいうテンポとは、引き始めのテンポのことばかりではありません。それがお互いの合奏のやりとりで、融合したり反目しあったりしながら、有機的出来上がっていく過程のその変化そのものであります。ここがマンドリン合奏の最大の試練の瞬間です。しかし、プレ素はここを逃さないようにしましょう。それは、奏法を越えたその先にある本質的に「何をやりたいのか」というもののを共有するということでしかないのかもしれません。さぁ、その「何」とは何か?それを探るというのが、じつは合奏の最大の楽しみなのかもしれません。
ちょっと、今日はこんがらがってしまいました。

また、そのうち整理されることもあるでしょう。

2007/10/9
ゆう
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by pleso | 2001-10-09 23:12 | ◇Pleso yuyu Life
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